11月6日(日)15時〜経済産業省前 原発・マスコミ・司法への告

11月6日(日)15時〜経済産業省前 原発・マスコミ・司法への告別式にご参加ください

原発への告別

1さんしょう太夫ura

マスコミへの告別

2さんしょう太夫ura

司法への告別

3さんしょう太夫ura

11月6日(日)15時〜経済産業省前 原発・マスコミ・司法への告別式にご参加ください

チラシ2


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風立ちぬ

堀辰雄



 それらの夏の日々、一面に薄(すすき)の生い茂った草原の中で、お前が立ったまま熱心に絵を描いていると、私はいつもその傍らの一本の白樺の木蔭に身を横たえていたものだった。そうして夕方になって、お前が仕事をすませて私のそばに来ると、それからしばらく私達は肩に手をかけ合ったまま、遥か彼方の、縁だけ茜色(あかねいろ)を帯びた入道雲のむくむくした塊りに覆われている地平線の方を眺めやっていたものだった。ようやく暮れようとしかけているその地平線から、反対に何物かが生れて来つつあるかのように……

 そんな日の或る午後、(それはもう秋近い日だった)私達はお前の描きかけの絵を画架に立てかけたまま、その白樺の木蔭に寝そべって果物を齧(か)じっていた。砂のような雲が空をさらさらと流れていた。そのとき不意に、何処からともなく風が立った。私達の頭の上では、木の葉の間からちらっと覗いている藍色(あいいろ)が伸びたり縮んだりした。それと殆んど同時に、草むらの中に何かがばったりと倒れる物音を私達は耳にした。それは私達がそこに置きっぱなしにしてあった絵が、画架と共に、倒れた音らしかった。すぐ立ち上って行こうとするお前を、私は、いまの一瞬の何物をも失うまいとするかのように無理に引き留めて、私のそばから離さないでいた。お前は私のするがままにさせていた。


風立ちぬ、いざ生きめやも。


http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/files/4803_14204.html

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邪馬台国」以来、日本は「礼節」「あいさつ」「儀式」の国であります。
日本の基底には古代道教があります。日本とは儀式の国であります。

告別式とは生き残った人間が、おのれの心に決着をつけるための
別れの宣告という儀式であります。

今こそ、わたしたちは、原発とマスコミと司法に対して
心の底から「決別」の宣告をいたしましょう。これが儀式であります。

すべての準備をいたしました。
11月6日(日)15時〜経済産業省前 原発・マスコミ・司法への告別式にご参加ください。

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4さんしょう太夫ura

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