<遊行舎公演> さんせう太夫 ─ 母恋い地獄めぐり 9月10日(土
さんせう太夫 ─母恋い地獄めぐり
白石 征/脚本・演出 寺山修司/短歌 J・A・シーザー/音楽
◎期日:2011年9月9日(金)・10日(土)・11日(日)
◎会場:遊行寺本堂
『小栗判官と照手姫』『一般聖絵』、『中世悪党伝』3部作、『しんとく丸』などの傑作を世に問い、湘南・藤沢演劇の中核をになってきた遊行かぶきが、昨年は説経節の代表作『さんせう太夫』に挑み、中世と現代をつなぐ地霊の演劇として絶賛を博しました。 好評に応えて、今夏もその続演が決定しました。
『さんせう太夫』は、近世では近松半二や竹田出雲などによる歌舞伎や浄瑠璃の演目となり、近代では森鴎外の小説によって有名になりました。溝口健二による映画化も高い評価を受けました。
本作では闇に聞こえる「鳥追い歌」に導かれて再会を果たす母子を通じて、日本人が忘れてきた〈幸福のかたち〉が追求されています。 遊行かぶきの集大成となるこの中世芸能の名作をぜひご堪能ください。
●期日
2010年9月9日(金) 17:30 開演
10日(土) 15:30 開演
11日(日) 13:00 無料シンポジウム
15:30 開演
※開場は各30分前
●料金
当日 3,500円
前売 3,000円
学生 2,000円
全席自由